やる夫たちで見る2つの『湾岸戦争』 やる夫たちで見る2つの『湾岸戦争』  第1部:劫火の開幕 第2章 「将軍――黒いターバン」  続き6


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           ,,-、く~~ヽ、 っ  ヽ,          /~~ (
           (    __ノ ヽ-,  |          )  /´
          _/     | _ ,ノ   ヽ         `) ~|
         \___ノ )`´    |        __ ,)  レ~、
                ,-´、_    ´つ   /~~~´
              ,,-~~`   ,,ノ   /
              ´~~~~、_ノ ,~-´
                  、-、 ,,-ノ
              |~~~~`ツ
              `ヽ,
                ~ヽ
                 )
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     |   `‐- 、,     ノ                  ,--,
     /      ~`~~´             __     )  ヽ
    /                  ,~、__  _~´ `丶   ヽ  `ヽ
   /                  |   `-´   _、 `|   `|,  \
  /                ,__,-´        ( !  \   \  ~~~`ヽ,,_
  `/              /           、二,   `ヽ_,,   ̄く    |
  /,             (  _ 、‐、 ο     ´i  |      `-、   ,~_\ i
  ~ `´ヽ,         /´  ~  `´       ) ,,_|        `i ヽ, `´ ヽ
     |__,,-‐‐-、,, ,,-‐`              `´          ) ,-!     )
     ,,-‐、    ~                       i~~`-‐フi_/
  _,,/   ` ‐-´i_ - ‐ ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐ ´`‐`―´~ヽ,っ  `\_  )

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 > マッキンダーっぽい人「それって、ラテン半島の上部だと思う」


    / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::\
   ,´ : : : : :【ダイヤモンド】 : : : : : : : : : : :.
  / : : : : : : : : : : :: :/|A: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
  / : : : : : : : : : : ::: :|  |: : : : :i : : : : : : : : : : : ::.  ―― ジャレド・ダイヤモンドと言う人物はこんな感じのことを言い出した ――
  | : : : : : : : : : : : : ::|  |: : :/ !: : : | : : : : : : : : :|
  ! :.: : : : : : : : : |__|_  |.: .:/ |_:人 : : : : : : : ::|
  | :| : : {:: : : : '´|ヽ: :!  ! :/  |: :/` ヽ : : : : : ::,
  |/| : : :\ : : : :| ヽ{  }/  |ノ_   } : : : : :/  ―― 『文明』は南北よりも東西に広がりやすい ――
   ∨ : : {\ : :!-''" ̄ヽ   '´ ̄"ヽ /: , : : /
    ∨ ::ヽ ヽ{        l      //\/
     ∨ ::ト ハ     _ '_    У: :/
      \{ヽ人    ヽ _ ノ    /: ,V
         ヾ:|\         人/
               |>     , イ
             ┌┴┬、`´   |―┐
          ノ    ! ヽ    !   |\
         /\  ノ  |__   ゝ :!_\



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                                     丿     |\
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                                ,、  .ノ      r`´   ノ
    r-‐‐-、                        ,-‐'  ̄       レ^‐-、丿
   ノ    `,            ,,,r‐-,        }            r‐^,
. r‐'´       ,'       _ノ  / /`ヽ   r‐´            {  }
ノ       ,'          `-,   `´  /  `ヽ            /  /
       ,'       , ' ' `‐´`_つ  `'‐-、   ヽ         ,、 ノ   |
      '、_ , -、__ , ‐ '     ノ      く    }         丿`´   {
                 く       丿  _|     ,-‐-‐'      _ r'
                  ヽ      '-‐'´~ο ニ二 -‐‐、  r-‐^´.゙"
   ,-‐-、          ,‐-、_ ヽ     o    r'´ヽ ィ二コ ヽノ
-‐'´   `ヽ   , 、   ,, '   `‐)           }  .}
          `‐´  `-‐´     <           `‐´
                      )         。°
                     ノ
                     r'´         o
                   丿        ο
                  ノ´, っ       °
         ,、   , - '  / /   。。 °
 ̄〉 r---‐' ´  `~´    { 丿
  `‐`            `´

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 ・:彼がどうしてそんなことを言い出したのか、簡単に日本列島で示してみよう。
 北海道は北国である。沖縄は南国である。

 北海道は豪雪地帯である。沖縄で雪が降れば100年に1度の珍事である。
 北海道ではセントラルヒーティングが普及している。沖縄で普及とかコスパ悪すぎ、きっと夏で頭壊れてる。
 北海道では燃料タンクを備えた家がある。沖縄ではほぼすべての家が水タンクを備えている。

 つまり、気候風土が違う。

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 ・:【セントラルヒーティング】
  『全館集中暖房』……要するに家全体を暖める暖房。詳しくはggr


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                                                /       |\
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                                            /       r-´   r'´
                                       r‐、___ノ         i´ ,‐ヽ、 /
      r'´``ー-、                            /               `レ'   `
    丿       `ヽ             ノヽ,           i´              r‐^i
. _,ノ         ノ         _,,,,r'´ / _        _ノ´               {  ヽ
´         i´         (_     ̄´  `ゝ   i´                     丿  .}
         丿             /}        く    \              。 /  .r´
           i           /  `´ ̄_つ    `~ヽ    ヽ             ,、 ノ   i
        '、_, -、___/ ̄     r'´       く    i             〉`'´    /
                      /         }     |       °    i´       〉
                      \          i´ _r‐'    r--‐‐'´ ̄     ,ゥ´レ'
                           `i       `‐'´  ο  i二,ィ---‐‐‐'フ / ̄
    ,-‐‐-、             ,‐-、__ \      o    r'´`ヽ、i´ ̄ ̄} ヽ‐'
_,r'´    `ヽ         ノ´    `<               `i  i´ `´ ̄´
         `ー-‐'´`ヽ_ ,r'´     _丿           レ、丿
                       `ヽ,
                             ,ノ            °
                       ノ
                     r'´            o
                    丿
                   ノ´            ο
                    ノ´ /`i
          ,、 _ , ノ´  /  /   。 。 °
 ̄`フ ,-――一'´  ̄         i  /
  し'                  ∨

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 ・:では、東京と大阪では?
 夏の暑さはどう違う? 冬の寒さはどう違う?

 東京は豪雪地帯ではない。大阪も豪雪地帯ではない。
 東京ではセントラルヒーティングは普及していない。大阪でも普及していない。
 東京では燃料タンクも水タンクも設置されていない。大阪でも設置されていない。

 つまり、細かな違いはあれど、北国と南国レベルで気候風土に大きな変化はない。


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         _____
   _=(_) 三 ⌒  ⌒ \
 =_j_j_j^⊃(●)  (●)。ヽ
   三三::⌒(__人__)⌒:::二 (_) _ _
    三     |rt- j  =⊂_ l_j_j_j  ――待つお!!
   三三     `ー '   /__ ノ ̄    北海道と沖縄を比べるくせに
   三  =ー――― ' ノ
   三       /ー'  ――東京と大阪では距離があわないお!!
    三      /
  三 _\ \_ノ
  三 (⌒ _ノ
    ̄


         ____
        /⌒⌒} `Y⌒\ ト、
        __ノ⌒\    }ノ \
       /´             }ノ{_
.  /´ ̄          } } }    /
  { /⌒Y´ ̄    ̄\__ノノノ    ニフ  ――なるほど。確かにその通りだ。
 ノ./   {     ミヽノニニ{  }/ヽ  __ノ    では、やる夫くん東京都と大阪府。その直線距離は401キロメートルだ。
 }ノ    ノ  }      }ニニ\_/ fリ} {
 }  /  (     /ニニニ{  __ノ⌒\
.  / _厂⌒) n ∧ニニニニ}  } ∨ ,ハ  ――401キロメートルを東西ではなく南北に当てはめて、どの都道府県が当てはまる?
 // ̄    //八{ ( \ニニ{ /  ∨l}l}l}    答え、太平洋北側では岩手県、陸前高田市以南、汽船沼市以北あたりだ。
 {{____./   三三\,ノ\-}/    ∨ノノ    日本海側では、秋田県だな
/ /  /⌒>-(  ̄ `>\ノ\     \     南は海の上だ。
  {   /三三(   ̄ ̄`> .}   }        \==ミ
          ̄ ̄`> 、  、 }----
     三三( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ) :|         //
   ニニニニニニニ>    :{   /´ニニニニ イ
    三三三(____/   ノ\ { n )) lU イ
       三三三三人__/ ノニ\U≦三三
     三三三三三三\___/ニニニ≧====ミ
          三三三三\ニニニニ
           三三三三\ニニ
             三三三三\


120◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:00:30 ID:MZt0OOlA0

                          /} r、
                            ,イ_r<,ノ /^{__/〉
                     r{/ {/_/xく ,.イ彡__,ノ>
                          }{.{__.′//) /⌒ヽ_く
                      ゝ辷.イ//_/‐=≦”¨≧=‐ミ、  ――で、岩手県と秋田県と出たが、東京都比べるとどうだ?
                    / ( {^`ヽ‐=≦^ヽ \ヽ \V⌒`
                       乂ハ,>=x㌻{ ァ}ト、 \}ノハヽ }}-=≦”''*、
                       _}__   r'⌒ーァ'イノ _;八r''”    ))
                      _ァ''´    .`ー‐┘.′(( . }/__/ ヽ
                      __.′    ;    : : : : : :}_/ \/ノ
                 __{      .′    、: : ′ x≦/{
                     _ァ゛  ‐=彡        V  }r 、 : : ',
                 _{   r}       _/^ヽ ′′ : :\
                     _} .        x≦/´   }:{〉/:     }            ………… >やる夫
                 ゝ、 {   ./ : :./     /'{:   ,
                      _,.,`{    ノ :ハ     / : : : ',  / /
                   _,.,'´  /  : : : : : : : }  .イ : : : :ノrく  ′
            x≦i:i:{    ,′/ : : : : : : / / : : :_/ :ノ /
            _/i:i:i:i:i:i:i:\___j  }__: : : : : / / : :x≦,.斗*'”
         _/^ヽi:,k'(  ̄ ̄,/  / : : : : V : : ≫''´
          .′  .{      }   : : : : : : { : : /    ____________
           { . ト  }      .′ (_:_: : : : : : :', : { x≦,.,‐===ミ、 ヽ,_
            .} |_ゝ′     {≫''”-=ニニニニ==‐彡K´       ⅥI;, \
           .} ,ハ_う   x≦‐=ニニニニ◯ニ=‐≦  {ノ         .ⅥI;,
         `^ー'  __,}ニニ=-''”⌒\\ \ニニ=-≧=‐‐ミ、    .ⅥI;,   }}
            /ニニニ=‐/ : : : : : :\ヽ {  ̄ }”´    \ .   ⅥI;, .}}
              {ニ/ニニニニ{ : : : :_:_:_:_:_}ニ}≧x {        \\___}I }___,/
              ゝニニニニニ{ : /ニニニニニニニニ=\         `ー‐‐‐'
              /ニニニニニ=-∨ニニニニニニニニニニニ=‐,
           ./ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=‐,
        /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=}


121◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:02:38 ID:MZt0OOlA0

                   ─────
             /              ヽ
           /    【ダイヤモンド】
                                   |
         |                     |
         |        ヘ              |  ――中央アメリカのマヤ文明とか、そこら辺の文明が
         |     :| /  |    ハ/   }    :|   南北アメリカ大陸を制覇、伝播しなかった理由はおそらくそういうことだと思う。
         |      ;|/   |   / |   |     :|
         |    ┼‐‐- |  /:/  |   |    :|
         |     x==ミ |/|/ ‐-ミ| |      |  ――気候風土が違えば、育てる作物・動物の種類もノウハウも変わってきてしまう。
         |人  ゝ  にソ    芹ミx |    ハ|    そもそも各地の文明は良くも悪くもその場の気候風土地形に合った形で進化と退化の
           ヽ  \      ゞ-''"    /     繰り返しで技術と文化を発展させている。
            ヽハハ  ′     //イイ/     それをいきなりよその土地に持ってきたところでうまくいくわけがないんだ。
                   {ヽ  ヽ   / /ヽ      行くとすればそれは最初っから類似した風土環境なんだよ。
                } )-‐‐┐´  /   ヽ
               /   二二) /      /\______
          _,, -‐¨゚゜/,{    -‐く/ \  /     `ヽ
         /      }       , ノ   \/      /ヽ
        /       |    /            /   ヽ
       /        |    /            /     }


          , - ―, -、、_
       , - ´/´ヽ: /: : :ヽ: : :ヽ
      /: :/:【マッキンダー】::ヽ:
     //: /:/:i: :|: |-゙ -|_,,」,,_::ヽ: :ヽfヽ、
      |: :|: |::,斗_t|  ´ri‐t、i`::l: i: :|: : ::l
      l:i: |: |: |f7::::l  li:::::)ヽ::|: l: :l: : : |  ―― 実は、ダイヤモンドという人物が唱えるよりも前に ――
      |ハ: :|: i ゝ ´,  ` ゙´ |::|: |i:/: : : |
        ヾハヽ   ー ‐   /イlイl: i: :i: :|
          ヾ> 、_ イ イ  |:i: ::i: |  ―― この人物が似たような事をすでに唱えていたりする ――
        __r‐/´ゝr‐‐´´l_  .|:i: :i:ヽヽ
      / _ - ´ レf-、_|  / ヽ__|:i: i: :ヽヽ
     / /  /イ;;/ , ヽイ  / /.|:i: i: l::lヽヽ
   /   | .//;;;;/  /     //   |i: i: l::l ヽi
   ゝ、   | |/;;;;;;l /○    |//   リ|: i |:| ノ
.   / \  >l/;;;;;;;| /○    ト     |::i| |:|
  /   y `レ/;;;;;;;;|ニ=‐ヽ、、 / .|   _ -|:i| ||
  l     レ´:: \/:l:: :t::ト‐ヽ  !- ‐f   l:i| ソ
.  l   /:: l:: ::l:l :: ::l:: :l:: l:: lヽ    |  |:|l
.   l  l:: ::l:: :: l::l:: ::l:: ::l:: l:: :l:ヽ    |  ソ|
   ヽ l:: ::l:: :: l:l:: :::l:: ::l:: :l:: :l::ヽ   |   .|
    ソ:: ::l:: :: :l:: :: :l:: ::l:: :l:: :l:: ヽ   .|   |
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123◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:04:19 ID:MZt0OOlA0

                      ___
           __       xwx‐'´   '=─ぇ___r=-、__        _
        / ̄ `''ァ_,z─¬′                ̄ ̄¨\ /   ̄¨¬¨¨`ー─── 、
       r'´ /|__,.                    ___  _,.´V `7           /⌒' r‐、_
    rj幺 XzZr'                    厶  |_/..     _>'´ ̄`ヽ.       }__r'   \
      r'´    __   _               /ト ,:'   ` ' ' ゚ ´      ゝ.          _,,.-'
     rー' r-、 ッ、_厶ア  〈〈 °           ,.' rァ''´               |         /
    弋z乏X`': └┐  Ll           々ノ _zノ                 V        /
.   /    `''^'''ヘ∨ x_           } ...;                   \    ,-=-j'
   /        ∧',   〉 ̄V  r‐、   r─'′             ヽ        \ |_rァ ::...
.  {          \zZ   | f´  丁_)  ;Tl       '                `''‐、¨|_ ̄__''';;
.   \_,..,_        /   :∨o   j}’ r、.ヾ . . 。.  . '                   ̄}´ `ヽ.__
       ; |      /         マッ 〔_ノ『公ー、_. . .  ' ''                 '''  |      `ー┐
        ∨     |           `-=-  ヽー'` : : .   '                  |        ,ノ
        〈    r' /!             /^′∨|   :   . ''    。            ヽ      |
        ∨  / Ll            f´      \           ' ' . .  . . .    ,|    r'''´
           }_/               |_r‐ 、   /   rj                   .|   _/
                               `ー'   Ll                    |  r‐’
                                                          | /
                                                         |_f

<=============================================>
 > マッキンダーっぽい人「見るべきなのは『世界島』だ。世界中の人口の圧倒的大部分が
 ユーラシア大陸とアフリカ大陸に暮らしている。それだけじゃない世界中の圧倒的多数の人がこの2つの
 大陸から算出される資源に依存している」

 > マッキンダー「世界にとって、本当に重要な空間はこの2つの大陸だけなんだ。そして、その2つの大陸は
 『一つの海』によって囲まれている。故に――――これは大陸なんかじゃない。島国だ」


124◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:10:52 ID:MZt0OOlA0

                                  
      .                            
              . _,___-‐^ ̄`∟           
        _/'''‐i、 _, -‐⌒´        ̄⌒ー‐---、___,   i
      .匚__/フ'´               ____,,,__ノ ̄ .   γマッキンダーっぽい人 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
    : l>_ノ ̄                〈゛ ´ ´        | 「ユーラシアとアフリカは一つの島だ。世界の主役    |
    _/_, 、_____,.--、            ___フ ,=         |     これは『世界島(ワールドアイランド)』なんだ」  |
     ,,,,,,-‐ 、 二!厂           _l  r イ         乂_____________________ノ
   /    ´ `´ 、 .‐-y 、_       丿          
   |        !ニ'´  \/`ヽ_厂            
   `'‐‐'っ    ___/       .t、 ィ┐          
       l     !         ┴ ̄           
         l   r'゙      
       ヽ_,_r'      
             


          ,. -- 、 ,. --r ‐、 __
        /     ⌒ヽ   \   `  /⌒ヽ
        /           ヽ    \  \     \
     / /   /  /Yヽ  , │     ',.   ヽ    ハ
   /   /     ,'  i'´ `|  | |        !    ト.    │
   | , '|     | ||│  | ハ ∧    ヽ│   │    |
   |,/ | │  | |ィ|′ j'ナ|十|‐     |    ,.     |
   |  | /'   | |,.=i   ィj/=iハ      |    /      !
   |  | |│  V化j     辷ン |   || |   ハ     │  ――そして、非常に厄介な事にそこには
       ヽハ   ゝ  ,      /ィ  |∧! ,/     │    『東西に広がる広大な空間』がある。
        | | ハ ー ‐  / |  /ィイ         l
          ヽ |ゝ  \       | ,く,. │       l   !
           \  ` ┬ '   |/    |      ! │  ――おまけに唯一その場が接する海は
                  Y イLr'「 ̄ ̄|  │      | │
           , ─r '|/ 「:::| ||_.. ==_j_  │      | │
         / l / / /:::イ -_イ´   `ヽ      │ l
        l  V ノ ':::::/-'’ |      V      |  ,
          '´イ/:::::/j O  ハ       |      | /
        i'Y l!,/::: / /     |/         l      |'
        | i  |l::::::::! /     /        イ      |
       ハ ||:::::: |l     /       /|      |
        │ ヽ! :::: ||    ∨         |       |


126◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:16:30 ID:MZt0OOlA0
                                /~~\-、                ,,.、丶´ ̄~"''  、___  __
-------------------- ----------- ―――――´――――`― -------------- -‐'´--------------------`
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-=   -‐     ̄       ̄=-=   -      _-= __,,,, ... -‐... ... :::‐―::: -:::_::: _::: ::: 二二二::: _ :::: __ ̄__
       --    ̄    _... ..-‐::: ::: ::: ::: ̄ ̄::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :::_,,.、丶´ ̄~~ ー-==- -== _      =--
=-   -=       _,,.、丶´::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :::__::: ::: ::: :::<>::: ::: ::/ -=-        -=        ̄ > -   _
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-‐..: ::: :::  ̄::: ::: ::: :::<>::: ::: ::: :::<二>::: ::: ::<>::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :: _<  ̄ ``~、、   __  -=       〈  -=
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::: ::r‐、::: ::: ::: ::: :: ̄::: ::: ::: __ ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :: ::\_/_\_____ ___ _        /
二二二二二> ::: ::: ::: ::: </ ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :::| ̄\    \::\   ___,,,,....>/ ̄γ~~
::: ::: ::: `ー‐‐'::: ::: ::__::: ::: ::__ :::_:::_::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :::_::: ::: ::: :::\_|::: :\  ``~<      =-   ̄  \
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::: ::: ::: ::: :::  ̄ ̄::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :: :::〉<>  / ̄``~、、/^   Υ ̄^\      /
::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::γマッキンダーっぽい人 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                                    | 「年中氷で閉ざされる北極海だ。              |
                                    |  ……海洋国家の艦隊が進出出来ない場所だ」     |
                                    乂_____________________ノ


127◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:16:47 ID:MZt0OOlA0

  ー--=ニ  __/    /    /   , / :::::: | |i i     >―- .
     ∠ニ-‐ァ゙   / /  i  {   / /::::::::::: | ii ト、 、__/ ,<⌒  i
        /  // { {  ii     / / ::::::::::::|ⅱ |\\/ |__   |\
.       / /{/ 八   八  ∨ / ::::::::::::::: | ⅱ |  ∨  〉_,〕/ |\
      /    '、{  \ ( V\ ∨ :::::::::::::::: ノ 八 {  }  〈_,/。 /  \
       {     \  \/::/ ヽヽ::::::::::__彡'゙::::| )     。 ゚/  、   \
                /::/   ノノ::::('⌒ :::::::::::|       {_/\ \ \
                  〈::::ー=彡:::::::::::::::::::::::::::::|       |  :::::\ \
                 `¨¨¨〕:::::::::∠\__ ::::::::|      | i  ::::::::::\ ヽ
                  \ーr_,--一':::::::;     丿|  ::::::::::::::::\
                      〈 ___,,:::::::::::::/   ....:::::::::|  i:::::::::::::::::::::_='⌒
                      〕:::::::::::::::::::::/   ...::::::::::::::: |  |::::::::::::::_='⌒
                      __-=|:::::::::::::::::_厶イ ::::::::::::::::::: |  |:::::_-='⌒
               __-=⌒^个ー-‐=ニ⌒ヽ :::::::::::::::::::::| __-='⌒
               __-=⌒ ⌒>'^    __-='⌒}:::::::::::::::__-=^

<============================================>
 > DIO「マッキンダーは『デモクラシーの理想と現実』という著書でフン族をはじめとする様々な
 民族がヨーロッパに流れ込んできた歴史を語っている。そう――――東西の広大な空間で行われる……」

 > DIO「陸上で膨大な人と資源が流れる動く空間……『陸上交通網で構成された巨大経済圏』の存在示唆」


 | 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉─_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'tt_ゥ‐=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ /   `"""`j/ | |ゞ'"フ/i/
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、
 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))  ――ご自慢の艦隊が出撃できず、ろくに有効な攻撃を行うことが出来ない
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|     そんな恐ろしい場所……。それが
 |  |  !、           .| |
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|
..|.|  |    :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_
..| |  |    _;;;;;;;_ ̄ ̄   |
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、


128◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:25:36 ID:MZt0OOlA0

._                                                    ___
 ‐i:::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::___ ┌‐'' ̄
  ,|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::::_,___-‐^ ̄`∟::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, -⊂ニノ´ \\'─i
--'゙::::::::::::::::_/'''‐i、 _, -‐⌒//////////// ̄⌒ー‐---、___,   i‐‐‐ー-、‐‐ー-、-、--┐ ̄:::::::|_
::::::::::::::::::.匚__/フ'´///////////////////// ____,,,__ノ ̄ .!、 ._,_      __ノ::::::::::::::::::::〕_ノ⌒
:::::::::::::: l>_ノ ̄ /////   ///〈゛ ´ ´::::::::::::::::::´   \_     `\/'''\::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::_/_, 、_____,.--、            ___フ ,=::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|       _,ノ:::::::::::::::::::::::
::::::::::::::,,,,,,-‐ 、 二!厂           _l:::::::r イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|     __/:::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::/    ´ `´ 、 .‐-y 、_       丿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|___ (⌒'::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::|        !ニ'´:::::::\/`ヽ_厂:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::[_∠_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::`'‐‐'っ    ___/::::::::::::::::::::::::.t、 ィ┐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒` ._!'''''`'-.、:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::l     !:::::::::::::::::::::::::::::::┴ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┏                                             ┓
:::::::::::::::::::::::::l   r'゙::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,_/´ヽーヽ、::::::::::::::::::::::::┃              ハ ー ト ラ ン ド                   ┃
::::::::::::::::::::::::::ヽ_,_r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙i ____   7:::::::::::::::::::::::┃            『 歴 史 の 回 転 軸  』               ┃
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄  `ー‐':::::::::,〃:::::::::::┃                                             ┃
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´:::::::::::::::┗                                             ┛
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`′::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::____________,___:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,、:::::::::::::::
:::::::::::, --‐-----'‐‐' ⌒─‐ '゙          ̄`ヽ--___::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,____   ,-ノ ヽ_:::::::::::
-‐‐'^                            i、_________,,-─-‐' ̄` ̄  ⌒ ̄    ヽ、:::::
                                                      `ヽ


129◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:27:29 ID:MZt0OOlA0

      |二_  _―-、_   |、ヽ_,./ r''‐'´ヽ ヽヽ  |  |
      | i二ニ―---、__, | | | ̄─_ヽヽ、:::::ノミ-| l /  |
     く二二ニ-‐''''''~´  \ヽ`'‐=,´  \/ \ノ  人) |
     |  ノ /  /二三´`ヽヽ l /ヽヽ ヽ /r‐´// |┐
     /‐'´,/ /く \-- ̄`''‐\ ヽく ||ノ、lノ,-'´// |
    ヽ/_///く   :ヽ弋;;;;ッ-、 | |:::::-<::::-=ニ二//  /´
     Y´  .\/ ノ      ̄ ̄::::ノ/ ヽ !弋シフ´/ r‐'  ――何度も言うが、マッキンダーが言おうとした『ハートランド』を
     | /`i、  .V/ ヽ      ::::::lノ  __| ヽ::   | /     定義づけようとすると『陸上交通網で構成された巨大経済圏』と言うことになる。
     .l l | ヽ |          :::::../::::: ̄ノ   // 
     ヽヽヽ! |            \::::::/   |/  ――その上で、マッキンダーはそれに当てはまる巨大空間として東欧からロシアへと伸びる
      | vヽ |          _,. -''''ヽ-‐、   .|、ヽ     平坦な地形が広がる一定の気候帯だと簡単にだが、定義した。
     /.( (>、_|         !-‐''~´ `~´\!  ./'ノ      そればかりか、『世界史』を文明と文明、あるいは民族の接触の記録であると考えた場合、
     |/ `-i´ |.          '';;,,,,,,,,,,,,,,,;;''  /|/             _,,、  世界史という物はこの『回転軸』を中心点に回るようにできあがっていると考えた。
     |   |  |.           """""   / |          r'''ヽ''´ヽ ヽ!-、
_,. --、 ||||   \               | |          '、 `''''''  _ノ,.--`--┬''ヽ,
    ヽ| 川|    \       ___   / |           `''''''''フヽ´   ヽ,,,,ヽ_ノ__,,
   | |||||      ::::::\  /:::::::::::::::\/ |          _,. -''´-、,.-‐‐''''''''´./ ヽ  ヽ  )
   / | | 川|       ::::::`'''‐------‐''´:  |         /r‐'''''''´/ヽヽ_, イ´    ノ _フ


131◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:30:23 ID:MZt0OOlA0

                                               ノ
                                             /
                                               〈
                                             `フ
                                                 i
                                             /
                                            /´
     ___                                 r'´
    /    `ヽ                              _,.-''´
   /       )                          _ノ
  _ノ       /          ∧_              `i
r'´         ノ      _,,.-‐''"~  `'ー-、_          r'
        丿    _,,-''´           `i         `ー-、
       {_   /                  丿                `ー、
           く  丿              ,ゝ               ' ,
      r´~ゝ `´                 丿                 ヽ
         ̄´                 {                    \
                        '-‐'フ  r‐-、_r'ヽ            \
                          `ー´       `ゝ               ヽ
    _,-‐、                             |                ',
    i´   `ヽ__,,.-‐''‐-〆                     冫                 Y
  r'´           丿                   く~                〉
-'´         ,r‐、_}                    `i                `i_
        ,,.-‐''"                         |                /
       r'´                            `フ              _}
   r-、_|                             冫                 〉
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 > DIO「そうだなぁ……現代日本人にはいまいちヨーロッパから見た話なぞ、イメージしにくいかもしれないので
 このあたりで簡単に説明しよう。あくまでも簡単に説明しようと簡素にまとめた物だからそこは注意するように」

 > DIO「半島の上部に着目してほしい、そう言われて、ひねくれ者がドヤ顔で、遼東でも山東を見てもいいがね。
 ぶっちゃけどれでもかまわんのでな」


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○○○○○○○○ ○○          ○○ ○○ ○○ ○○○○       ノ
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 > DIO「半島の上部から大陸にかけてそこには何一つ遮る物がない。かろうじて川があるが……
 実のところ、本気で移動しようとする集団にとって川なんぞ多少手間がかかるだけで障害物とはならん」

 > DIO「このあたりの話は後日、別の話で詳しくやるつもりだが、本気で移動しようと考える集団を
 止めることが出来るのはとてつもなく険しい山脈か海くらいだ。ましてやアラブ風に言えばベトウィン
 すなわちこのエリアは遊牧民部族たちの楽園でもある」


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                                                /       |\
           (゚)(゚)ミ(゚)(゚)ミ (゚)(゚)ミ (゚)(゚)ミ (゚)(゚)ミ       /        i  `ー--,
           ノ   ミノ   ミ ノ   ミ ノ   ミ ノ   ミ      /       r-´   r'´
           つ  ( つ  ( つ  (  つ  (   つ  (  r‐、___ノ         i´ ,‐ヽ、 /
      r'´``ー-、                            /               `レ'   `
    丿       `ヽ             ノヽ,           i´              r‐^i
. _,ノ         ノ         _,,,,r'´ / _        _ノ´               {  ヽ
´         i´         (_     ̄´  `ゝ   i´                     丿  .}
         丿             /}        く    \              。 /  .r´
           i           /  `´ ̄_つ    `~ヽ    ヽ             ,、 ノ   i
        '、_, -、___/ ̄     r'´       く    i             〉`'´    /
                      /         }     |       °    i´       〉
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                           `i       `‐'´  ο  i二,ィ---‐‐‐'フ / ̄
    ,-‐‐-、             ,‐-、__ \      o    r'´`ヽ、i´ ̄ ̄} ヽ‐'
_,r'´    `ヽ         ノ´    `<               `i  i´ `´ ̄´
         `ー-‐'´`ヽ_ ,r'´     _丿           レ、丿
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                             ,ノ            °  ┏                                             ┓
                       ノ                 ┃つまり、人が住んでいる。そして、多少なりとも食料生産能力を保持した  ┃
                     r'´            o     ┃土地である。おまけに、半島上部は良くも悪くも半島下部へと進出を    ┃
                    丿                   ┃はかる物たちが必ず通る場所である。                      ┃
                   ノ´            ο       ┗                                             ┛
                    ノ´ /`i
          ,、 _ , ノ´  /  /   。 。 °
 ̄`フ ,-――一'´  ̄         i  /
  し'                  ∨


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                                                /       |\
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                                            /       r-´   r'´
                                       r‐、___ノ         i´ ,‐ヽ、 /
      r'´``ー-、                            /               `レ'   `
    丿       `ヽ             ノヽ,           i´              r‐^i
. _,ノ         ノ         _,,,,r'´ / _        _ノ´               {  ヽ
´         i´         (_     ̄´  `ゝ   i´                     丿  .}
         丿             /}        く    \              。 /  .r´
           i           /  `´ ̄_つ    `~ヽ    ヽ             ,、 ノ   i
        '、_, -、___/ ̄     r'´       く    i             〉`'´    /
                      /         }     |       °    i´       〉
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                           `i       `‐'´  ο  i二,ィ---‐‐‐'フ / ̄
    ,-‐‐-、             ,‐-、__ \      o    r'´`ヽ、i´ ̄ ̄} ヽ‐'
_,r'´    `ヽ         ノ´    `<               `i  i´ `´ ̄´
         `ー-‐'´`ヽ_ ,r'´     _丿           レ、丿  ┏                                             ┓
                       `ヽ,                ┃ おまけに東シナ海沿岸部ではいつだって多くの経済活動が盛んに    ┃
                             ,ノ            °   ┃ 行われている。その東シナ海へとつながる渤海や黄海を囲むように   ┃
                       ノ                  ┃ 無数の半島が突き出ているのである。                     ┃
                     r'´            o      ┗                                             ┛
                    丿
                   ノ´            ο
                    ノ´ /`i
          ,、 _ , ノ´  /  /   。 。 °
 ̄`フ ,-――一'´  ̄         i  /
  し'                  ∨


136◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:52:36 ID:MZt0OOlA0

                          (゚)(゚)ミ
                               ノ    ミ
                          つ ( _. ッ". -'''" ̄ ̄^ニv..........,、  ――そして、半島を遮る物は小さな川があるだけか…………
                     ,.. -―'''';;]_,゙二二__,,/  _..-" ゙゙゙̄ー     `'-、
               ,,-'"゙゙,゙ニ=ー''''"゙゙シ'"_,゙,゙,,,,,,,_     `'''T゛                 \
           /_..-'"″ ^゙>"゛     ´                        `!、
           _..イ'"゛       ./                  \       ,..-''ー..,   .l
          / /         ./                  `゙''‐  .、        \.,,,│
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        ! ./│      ._/ .ヽ,_,                   ,│ │         !   .!、
,, -ー¬'''" ./   .ヽ  _.. ‐″ .`'. "   `゙''―- ....,,,_       _.../ │  l           丿   .′


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     ┌。┐┌。┐
     │ ││ │└─  ―― つまり? ――
     └ ┘└ ┘└─
     │       └─   ┌┐
    ┌┘       └─  ││
     ──┐    ┌    ││  ――超! エキサイティング!
       ┌┘    │  ┌┤├┐   ボールを相手のゴールにシューーーーー
      └┐     │ ┌┤│││
        │     │ ││││├┐
                  │        │
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                     彡(゚)(゚)
                    彡   と
                 _ /    )           ..,.,.,.....,
                 ぅ/ /   //           |━ ┗|
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                                     //    __
                                /ニ/_ -=/
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               \//\  /          \ 乂<__
                `<ハ,  /   \     ヽ彡イ ̄ >―\
           -     -=ニ7: /  /  ,从    \     ∨ /  _ ノ
           i  ',<____彡イ /  _//|_|\_/、|\     /  /
           |  ', / / v  i  |/,,j ハ{\ィf笄ミk   i乂/ ̄ ̄ ̄ ヽ
.          八  V-< ,,_ i   | ,ィ斧ミ     vrリ 》 ∧ {  ___{  ――オラァァ!! いい加減にしろやぁ! テメェらぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!
             ∨__从   《 vソ        Ⅳ_ノ 、∠ ___)
   {⌒ヽ   (⌒)ム   vへ― ∧  ゝ     '       从,, ┐  /  ノ
.   、  `   -= 人_)、  \)ノハ へ 从     , 、    /)__彡'  /  ,
    \ __    )     \__) 〉⌒ヽ , ┐     イ_<___) 从 /
    /∠ ̄ ̄>― /      \__)∨7/  | ,,__ イ |:. :. :.|))   ∨
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   `¨¨´/,,/  厂 ̄/  \\人    \\:. :.{__/ i 、=彡.: :. ハ
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139◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 00:59:29 ID:MZt0OOlA0

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              ○  .┃.  `、,~l | l l⊂⊃‐ (__人__)‐⊂/.o┃                   ;'、: ヽ:| ヽ|ノゝ  (__人__) ノ l;
               .   ┗〆━┷! | |ヽ|  u  |lililili|   リ ━┛,゛;                  ;ヽ lト、  ⌒  |ililii| //
                                                            l ト从 ー┐ r‐:::イ:/::/
                                                            ヽ| Vィ´ {X}ik'´l/!

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 ・:こんな感じで、歴史が形作られていく。と言うか……こんな歴史を歩める経済的地盤がそこにはある。
                                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


141◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:05:28 ID:MZt0OOlA0

            ,. -‐…‐- .,
.           /:.:.:.:.:.:.:.:⌒ヽ、:.:`、
            /:.:':.:.:./://|:.:.:.:\\:ハ
         i:.:.i:.:.:.i// |:.:.:ト、:.{V}:.:i
         |:.:.|:.:.:.汽トミ\j汽トヘ}:.:|  ――兵力とかいろいろな部分で誇張表現が多用されている……けれど
            v:.|:.:.:|Vツ  'vツ!:.:.|:.:|   逆に言えば誇張抜きで数百、数千単位の軍勢がいっつもぶつかり合う。
.          VV:.:|     '   |:.:.|:.:|
           从ハj>,、`_´ イjレヘ,j            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
         仄/ <⌒ヽ、 j‐<     ――それだけの兵力を運用する勢力が複数存在して常に交わっている。
.        /ニニ>vヘ /介v//》へ、    おまけにちゃんと一定の資源だってある。
       /ニ>、ニ>ヘ`Y//} |,'/ニア1
        lニニ>、ニニ| }⌒{ l//iニ|
       |ニニニニ|\」 |//| lニニ!ニ!


                ____
            , . : ´: : : : : : : : `´ ̄`ヽ、
             , :´: ,: : : : : : : : : : : : : \: : : :.
          /: : :/: : : ,: : :,: : : : : 、: : ヽ:ヽ_:∧
         .': : :/: : : /: : /: : {: : : ∨: : Vム>∧
         |: : :|: : : :|: -/-/从: : : :}l-:、l:∨V:∧
         |: : :{: : : :|: /_}/'  } : /_}:イ:}: |:∧、: : .
         |: : ム: : :.{:イ_)笊ミ /イ斧ミY: ∧: } \: :.  ――こんな軍事学の話を聞いたことはないかな?
         |: : {∧: :从Vzソ   ヒソ {イ: :|∧  }: :}   平時に置ける『最大常備兵力』。つまり平和なときに
            从: 乂丶: : \    '   ,: :∨': :}  〉/
          ヽ: :}「:Tヽ : }  「 ア   イ: : :}: 从/´  ――持てる限りの兵隊を持つとして、確実に維持できるとされているのは
           ∨从{_ ∨> `_,..<: ∧: /イ         総人口のおよそ1%! これ以上は間違いなく国家財政が破綻する!!
           /´   `ヽ ト、-=ミ、}/ }'           ちなみに今、某北の将軍様の国は総人口の5%を兵隊にしてるらしいね。
             {     Ⅵ、-、 マ、ム、            道理で、軍隊優先で資源を供給しても肝心の兵士すらおなかすいてるわけやね。
            .   r、 ヽ}\ー':::〉ヽ:.
               } -=(0)=-∨ ` ̄   ハ、
       /⌒¨¨´ ̄` ∨  -、     / '.
        ` ー ⌒ヽ   、__ >、__,:_  } 、
              }  ,.、   _ ヽ、__ ヽ| :、


142◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:10:41 ID:MZt0OOlA0

                  _____
               ,. : ´: : : ,. :--、: `: 、
             /:,: : : : : : : : :_: :\: : \
            ,:':/:,: : : : : : : : : : ヽ: ヽ: : :ヽ
             /:/: :/: ,: : : : ,: : |: 、 : ∨ム: : : :
              /:.': :/:_/:|:| : /:| : |_,∧=、V∧: : |
           ':/{: :|{´:|:l{:l: ∧{:⌒|:l:∧=∧: l: : |
          /:/:从{ Ⅵ 从{ ィ震斧ミ}∧:}:∧|: l:|  ―― ちなみに、現代日本の総人口は約1億2千万人 ――
          {/|:|: :|\ー'     Vzソ,イ: /^ }: } : :|
          |' |:|: :八  ' _   /: イ__ノ: : : |:|  ―― 1%は120万人ほど ――
             从: |: : ヽ、ゝノ  ィ/:イ: :/:| : : : 从
            ∨从:{: :` T ´ , :/∨<∨:/
            /⌒/´¨//「 /'/_/´ ̄ ̄`ヽ
              /{ ∨   {イ_ |/_/  /⌒Y }
           Ⅳ_/   /:::_/_/  /     } '
           {∧{ /:/_/  / /   ∨
             / l|/::/_/    ,:∨     `ヽ
           ,   /_/     { /       ノ
             { /、_,/      Ⅵ        イ

<============================================>
 > はやて「所詮近代軍事学の話やから、前近代にどこまで当てはまるかは……はっきりといえへんし
 ぶつかってるときって平時じゃなくて有事状態やからこれだッ! って断言はできへんけどな」

 > はやて「それでも数千単位の激しい消費活動が常時行われている……と考えれば活発な経済活動が
 発生しているし、おまけに人が集まる場所にもなるって事や。そして、当然海軍は進入できない。つまりは」


143◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:10:54 ID:MZt0OOlA0

           /:. :. :. :. .: :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : : 、
.        /:. :. :. :. :. :/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. \
     /:. :. :./:. /:. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :ヽ
     ': : : : : / : :':【某永田鉄山】 :. :. :. : : . . :. :. :. :. :. :. : .: .:. : .
.   /: : /:. :. ':. : i:. :i : |.: :.:|::::::::. :. :. ヽ:: :. : : : : : : : : : : . . . . . . . .
   ': : /:. :.:.:.i: : :|:./| : |:. :.:|::::::::::::. :. : . ::::. : : : : : : : : : : : : : : : : :.i
    i: /|:. :. :. |:. : |ィミ、:.|:. :.:|:::::::::::::::. : :.}:::::. :. :. :. :. :. :. :. . . : : : : |  ――満蒙北支は帝国の生命線にして
    |/ :. :. :.:.|:. :爪fハ从:. :.| \::::::::::. : , ::::::. :. :. /:::. :. :. :. :. :. :. :.,    国防自主権を確立するためにも絶対に必要な『市場』。
.       、|:. :. |:. :. 杙ソ  ヽ:| _.,\::::::./::::::::::..:.::/::::::: :. :. :. :. :. : /
     八:. /!:. :/ ¨´    ⌒ア示㍉:::}::::::::::::/.:::::::: :. :. :....::: :./
       V:人 : ,        らr刈 》,.::::::::::,:::/:::::::./::::::::::,  ――であると同時に、帝国の国防自主権確立の為にも何が何でも
          }:八        V ^ソ: :. :. :/_ノ:. : /::::::::/::{   確保……少なくとも勢力下に納めなくてはならない『緊急地帯』。
         ∨:.ヽ ^       `¨/:/⌒': /^ }:./ .::::::: '  ヽ
           从:. .心     /':. :. :. :. / ノ ::::::::::::::/
           \{ 个‐--/ : : .:::::::::: /イ ::::::::::/∨
                    /:./.:.:::::_:::イ⌒j::人:.∧
                {:/{:_ -.........|...../'......ヽ...``~、、
               _., --<......................................................\
            ノ-ミ_..\::.:.ヽ....................................................|:ヽ
          /二ニ=-_.....ヽ:.:.:',.................................................|:.:.|i
          ,二二二=-......i:.:.:.i ...............................................|:.:.||

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 ・:【緊急地帯】
  軍事用語的な何か。要するに軍事的にとられたら激しくやばいと判断される場所。


144◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:15:29 ID:MZt0OOlA0
                  ,...-―――――-......、
                /:.:.:.:., -――――-..、: \
                  , -...、:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\イ\
               /:.:.:.:.:.:ヾ:.:【某山縣有朋】.:.:.:.:.:.:.\:.:.\
            /:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、i.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.|彡彳
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|iミA|:.|:.:.:.:.:. ト、:.:.:.:ヾ :.:.:.:.:.!/彡
           |:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.|斗-|:.|:.:.:.:.:. | i:.:.:.:. i :.:.:.:.:!:.:.:.:彳
           |:.:.:.:.:.:.:.:.:|:. i  .|:.ト、ム≧=+:.:.:.:ト、 !:.、丶イj,  ――北支はともかく、満蒙に関しては帝国の
           |:.:i:.:.: i:.:.:.!:.:|_  .ト,i ヾ|从 ! :.:.: |:..i:!:.:.:.i`'\';   『利益線』であることは間違いない。
            /:.:.i.:.:.:.!=≦廴   |  i...,,斗孑示 .リ从リ i:.:.i
           /'´`|:i :i:.:ヾ:.:.:ハ!       ´ .Ⅶrぅリ ´|:.:.:.:.:iノ:!: !
         /   i `.:ゞ:.ヘ弋示ラト      乂ン i:.|:.:.:.:.:|:.:.i:.:|  ――そこから、少し下がって遼東、そして半島上部に……
                ヾ:.:, `ヾ\ 乂r冫          .|:.! .:.:.:.|:.:.i:.:ト、   最低限半島下部が我が国の絶対に破られてはいけない
                i' |.:.:.:.: `'.    丶       ,|:.! .:.:.:.|:.:.i:.:|:.:..   『国防線』があることはまず間違いない。
                } .!:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.    - '  ./.! i:..:.:.:.|:.:.i:.:|ヾ:.:.ヽ 結局のところ、日清は国防線、日露は利益線の確保のために
                 |.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:i`........._   /  .i: ! :.:.: |:.:.i:.:| i:.:.:.:ト、 勃発した戦いといえなくもない。
                 |.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:i:.:` '    .|/!:.:.:./!:. !: ! ! :.: |:.:.ヽ
                 |.:.:.:.:.:|.:.:.:. |.:.:.:.:厶斗冫.  .| .|:.:/ .|:.:.':.:ト、|:.:.: ト..:.:.:i
                 |.:.:.:.:.:|.:, -‐:i` く  |       |/. .|:.:.:.:.|   ̄ `ヾ/
                !.:.:.:./   .!  \.ト、   /i  ./:.:.:.:/     /`ヽ

_______________________________________________

 ・:【利益線・国防線】
  正直な話、この人は学者じゃないけど、大陸系地政学の先駆者の1人じゃないかなって思う。
 まぁ、世界史的に見るとどうしても重要度下がりますし、地味だし、嫌われ者だし、学者じゃないからそれっぽくないけど。

 国境線があります。国境線の内側で戦うと当然国土も荒れ果て、国民もいっぱい死にます。
 国家を守る軍隊として、それが安易に許されていいでしょうか? きちんとした軍隊は『国境の外側』を戦場にします。
 ……という考え方を元に、軍隊が戦場にする絶対最終ラインを国境の外に引きました。
 これが、『国防線』です。
 さらに、国防線より外側に自国資本が本国外で拠点を設け、根城にする行ってみれば商業的勢力圏……『商圏』が
 あると考え、最低限商圏防衛に対し一定の介入を可能とする軍事的政治体制が必要不可欠であると考え、
 この介入の為の地図上のラインを『利益線』と定義しました。


145◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:15:50 ID:MZt0OOlA0

           l:::::::,-、:l   l      \ \
    l   ,    l`'''´   .l  lヽ    l   ヽ ヽ
    l   .i    l     l  l ヽ   l.    l` ',
     l   `,   l    _,l-''l ̄ i  l     ll l
     ハ   l .ヽ   l     l /,--、i  l  ::::  l.l l
.    l. ヽ,--''' ̄ ̄'、    l//:し'/i ./ ::::::::  l ll  ―― つまり、マッキンダー風に言うと ――
.    l l  ヽ l   ヽ `、    /l:::::::::l i/ ::/:::::  l
::.  ..  l   ヽ ,,,,--、`'''    l::::::/ / ::/::::::: /
lヽ. ::::.. ハ  ,-'''         `''' / :::/::::::: /  ―― 〝満蒙北支〟は東アジアの回転軸ということになるかもしれない ――
l l::...::::::::::...ヽ         ヽ /,イ::::::::::::: イ
.l l::::::::::::::lヽ:.\  __,, -─l ''''´ イ::::::::::::: /:l
.l  l::, -、.l l `-`. ヾ:/ ̄`'/  / .l::::::::::::/:::::l
..l-' _,,-、` lヽ、,,__ `──'' /、::::::l:::::::::/::::::::l
( '''   ヽ/::::l l: :`''' ---t'''´   \l:::::/::::::::::::l
ハ  ̄ ̄`/::::::l./l: : :     l ヽ    l::/::::::::::::::l


   /           /-1    /--ゝ'-1   ヽ    1  ヽ、 ヽ
.  /       l    1  l    1    l   .ハ    l    l ヽ ',
  !      l    |  !    !    1 __./ ',    !    l  ヽ,l
 1      1   | _{ -- 、 !    r1´ ./ ̄`1  1    1   !
 i         !    f '´ ヽ  1    |,M-- 、 1  j l    !   |
 |       ヽ /| >三ミ、 !    イ/!ひ`ヽ)| 〃 ト、  l
 | |     /ト、. /´ひ ! 1      イJ l| イ l! /   1 ', .l
ヽ|  |    \. Vヽ/んり l 1 ヽ、   弋じり 〃/ ./ 1 l !  ――世界史は回転軸を回っている。
 1 ハ     \トN弋ヽ- り   ヽ 、  ̄´ /, イ   ,'  l 1    ここで注意しなきゃいけないのは『回っている』という点だ。
 |ト',    、  ヽヽ `ー '         `丁 イ   ./  リ
.  N ',  、  丶 _`ヽ__,   r=7   / / |  /
  !  ', .ト、    ヽ1丶、    `¨´  /  / 1 /  ――世界史が『回転軸』で動いているという意味じゃない。
  |   ヽ l \   ヽ  ` -,--- ' ! | '  //    回転軸を中心点に回転軸の周辺部分。『ミッドランド』で世界史が綴られていくんだ。
  |     ヽ、 /丶、. '、    ! ヽヽ`ーN| l ノ'
  !      V{   \ 1 丶、 レ'ニヽヽ ヽ\
  ノ    r‐ハ\   ヽ /r 水{ { |.ヽ}   } i.ヽ


146◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:17:25 ID:MZt0OOlA0

                                                  ,. ---、
                                                 /     \
                                             r<´ ̄\ ̄ \  \
._                                          /` !  `     \  ヽ  ヽ
 ‐i:::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::        /   ハハ   ト、 ,. -!   i   i
  ,|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::::_,___-‐^ ̄`∟:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::      // |  |  ヽ | ,イ |/l|     |   !
--'゙::::::::::::::::_/'''‐i、 _, -‐⌒//////////// ̄⌒ー‐---、___,      .   | ∧ ┼- 、レ' ィrハ.|    /   |    /7
::::::::::::::::::.匚__/フ'´///////////////////// ____,,,__ノ ̄     .   レ'V\| ィ心   弋り| / /   ′ n /厶
:::::::::::::: l>_ノ ̄ /////   ///〈゛ ´ ´:::::::::::::::::         ∨ |ヽー' , _,. ィ  レ' /   /  { ′  }
:::::::::::::::_/_, 、_____,.--、            ___フ ,=:::::::::::::::::::::    .      ∨ヽ.\ ヽ-' /∨    /    〉  r'
::::::::::::::,,,,,,-‐ 、 二!厂           _l:::::::r イ:::::::::::::::::::::::::             `> ,二 _,.イ  /    /  /
:::::::::/    ´ `´ 、 .‐-y 、_       丿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::            / /   ヽム / \  /  /
:::::::::|        !ニ'´:::::::\/`ヽ_厂:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::          /  /|     |:.∨:.:.:.: ト、/  /
:::::::::::`'‐‐'っ    ___/::::::::::::::::::::::::.t、 ィ┐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::         /  /:.:|     j:.:.:.:.:.:.:.:.| `  ′
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::::::::::::::::::::::::::ヽ_,_r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙i ____   7::::::::::::::::::::           |:.o:.:`ー|   レ'‐┬ 、」
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<===========================================>
 > マッキンダーっぽい人「回転軸から、海にかけての空間。これが『ミッドランド』だ。ミッドランドもまた
 似たような気候帯が連続したエリアになっている。ただし、ところどころに険しい山岳地帯や砂漠、
 そして、海があるがゆえに部分部分で断絶され、回転軸と比べると窮屈になっている」

 > マッキンダーっぽい人「本当に重要なのはこのミッドランドだ。ミッドランドは『世界島』における
 特に重要な空間だ。回転軸に対する接続点であると同時に、海洋国家が誕生、或いは干渉を仕掛ける沿岸部
 そのものだといっていい」


147◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:17:40 ID:MZt0OOlA0
           ,,-、く~~ヽ、 っ  ヽ,          /~~ (
           (    __ノ ヽ-,  |          )  /´
          _/     | _ ,ノ   ヽ         `) ~|
         \___ノ )`´    |        __ ,)  レ~、
                ,-´、_    ´つ   /~~~´
              ,,-~~`   ,,ノ   /
              ´~~~~、_ノ ,~-´
                  、-、 ,,-ノ
              |~~~~`ツ
              `ヽ,
                ~ヽ
                 )
     ,,、,,-、          |
     |   `‐- 、,     ノ                  ,--,
     /      ~`~~´             __     )  ヽ
    /                  ,~、__  _~´ `丶   ヽ  `ヽ
   /                  |   `-´   _、 `|   `|,  \
  /                ,__,-´        ( !  \   \  ~~~`ヽ,,_
  `/              /           、二,   `ヽ_,,   ̄く    |
  /,             (  _ 、‐、 ο     ´i  |      `-、   ,~_\ i
  ~ `´ヽ,         /´  ~  `´       ) ,,_|        `i ヽ, `´ ヽ
     |__,,-‐‐-、,, ,,-‐`              `´          ) ,-!     )
     ,,-‐、    ~                       i~~`-‐フi_/
  _,,/   ` ‐-´i_ - ‐ ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐ ´`‐`―´~ヽ,っ  `\_  )

<=============================================>
 > マッキンダーっぽい人「ラテン半島なんて、ただの『ミッドランド』に過ぎない。世界島に突き出た半島なんだ。
 ヨーロッパなんてその程度のものでしかない。まるでヨーロッパが世界の歴史を形作ってきたように見るけど
 それは僕らがヨーロッパ人で、しかもヨーロッパがミッドランドだから、激動になりやすいからなんだ」


148◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:19:07 ID:MZt0OOlA0

             ソ ̄ノ ッ´ゝ
    ッヘヘ    ヾ  ゝ `´
   ∠___>   > く                           <ヘ  /
ヾノフ         ヽッ´                            フ ヾヽ
   ヾ─フ                                     ヾ Ц
      ノ      ___                              │
ソヘ__ノ       ヽ\                            ノ
             レヘ、ヘ─ヘ                     ノ
     \~\        ツ   \      ノヘ      /~ ̄ ̄´
      `\ ´\    /      ヽ   ノ   フ    く
        \  \ ノ        ヽ  │    レ    )
         │   ´          │ ノ
         レノ⌒フ           レ´

<=============================================>
 > マッキンダーっぽい人「モンゴルが古代イスラム帝国を粉砕した時なんかはわかりやすい事例だ。
 回転軸を通して、ミッドランドに侵入し、そこにあった文明を破壊する」

 > マッキンダーっぽい人「そればかりか、ミッドランドに成立した数々の帝国は常に回転軸からやってくる
 勢力を警戒せざる得ない。逆に回転軸に対して、攻勢を仕掛けようとするときもある」


149◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:19:34 ID:MZt0OOlA0

               /. . . . /. . . . . . . . . . . イ. . . . . . l. . . . . .\.\
              . . . . . . . . . . . . . . . . . . ´ |. . . . . . .|. . . . . . . .ヽ. ヽ
             /. . . . ./. . . . . . . . . . . /   |. . . . . . .|. . . . .ヽ. . . .;. . ,
               / ./. . . . . . .. .. .. ../._/_     |. . . . . . .|. . . . . . l. . . l. . .l  ―― グレート・ゲーム ――
            . . . . . .;!. .;!. . . . . . . . / ̄  =.|. . . . . . .|、. . . . . .!. . ..|. . .|
            |. |. .. ..|. ..|. . . . . .l. ._ .-=ァ-..ヾ . . .|. . .| \. . ..|. . . !. . .!           __    __
            l. l. ./ .|. ..|. . . . .ハ`'iI /し:∧ ` ヽ,. |. . .| _ム..|_. . .!. . .|         ,ィi〔/|──|////|_
                !. ./. . |. . X. . . |. ..Xl  l: :l::リ l   kl\.j.ェz_  i|. `Y. . ..l    _,,.-‐rイ|////|/// |////|// |l⌒ヽ
            V. . . ..V _ 丶. |./    乂zン        笊) i ヾ ,!. .,イ. ..|..|    |////|//|////|/// |/// |// |////|
             \./.|  .; ヽK!             ヒ_ソ /'/.././. ./..;    /|i/// |//|////|///,|/// |// |/// |ハ
                .´. . X.八 ヽ =-                /イ./|. /ノイ   //|i/// |//|////|///|/// |// |///,| ハ
             l. . ./-. .、. 、 _          _   '   /_.ノノイ      |/,'|i/// |//|////|// |/// |// |///,|// ,
           /乂. . . . . |`ヽ. .ヽヽ       l   7    /.ノ         |//|i/// |//|////|//,|///,|// |///,|///|
            /.ヽ. _.ノヽ-<. .|  \         _ ノ    イ           |//,|i/// |//|__|_|___|// |///,|///|
              乂. . . ノ. . ). |               /.l           |// |i/// | ̄/////////////T///,|///'
               人. . . ノ       ー  _ . . ._. . ノ           l_//,|////|///////////////|/// |//人
                   /三圷x _      |.人. .人. .ノ           ィi〔/|//L_,,..-<二Tr、 ̄ ̄l_,,..-‐`<マ//|///l
               _ /ニ三三三圷x _   ハ                V///,|//| /V  ‐`` ',/l/     } )//|///l
            斗=ニ三ニX三三三三三三X!ニニヽ               ∨//,|//|、{ ===ミ     ===ミィノ|//|///'
        斗ニ( )三三=::´:: ヽ三三三三ニ/::|、三三\              V//|//|ハ /l/l/      /l/l/ ハ |//|///
      /::: ::: :: :: :: :: /::: ::: :::∧三三三ニ/:: :||::\三三`=ュ、           `ー|//| l'、    v───'   /ノ |//| ̄
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 > マッキンダーっぽい人「それだけじゃない。回転軸からやってくる強大な勢力に対して警戒をしなくちゃ
 いけないのは何も直接国境を接している連中だけじゃない。海洋国家にとって回転軸をやってくる勢力は」

 > マッキンダーっぽい人「悪夢そのものである大陸超大国候補そのものだ。決してミッドランドに大きな
 拠点を作らせてはならないと介入せざる得ない」


150◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:20:27 ID:MZt0OOlA0

        /                 _ ヽ
.        /         .:.  ハ -‐=ニ二  _、
        /         厶:V.:::::.          .
      ′         i  |     |    ,       '.
     i       :i  |  |     !   /   ,    i
     | .      i  _ハ  l     l   /.l _ /     l
     | i     i、 l‐、- l、   ├ 7 卞 /_     i
     l :!  :.  く ハ 云ヽ ト   |,ィ云j.厶ォ  / / '  ――回転軸で世界史は巡り
       ト. :::.、  {、又_ノ `     又_ノ/'  ,/ / }/     回転軸の外側のミッドランドで歴史は動いていく……。
      ヽl ヽ::::::\ ヽ ̄ ̄      ̄ ̄7 /.:: / ′
          、::::::::ヽ \   '_   /イ.:::::::/
          ト:::i.:::::::ト、`  ´ `   /l::::/l:/  ――東西にとてつもなく広くて資源があって、しかも古来から
             l V::::、:|:::`i . __ . イ::| {:/ /′    強大な……特に遊牧民なんかの勢力がやってきやすくて
          l ::::::.::!::/ゝ、_  _ノV. /′      『陸上交通網で構成された巨大経済圏』がそこにはある。
          ヽ __::ィノ   /,ムトv ヽ-、__
         _... : ! {{! //!:.:.:.!l{ /.ハ !: :ヽ、
       , -イ: : : : : :、 、ゝ' ハ_:._!、v' / ,: : : : : ゙ト-  、
      /   ヽ: : : : : : 、ヽ'  :!:.:.:! ヽ' ノ. : : : : : !    ハ
     ′    v . : : : : ヽ   l:.:.:.l  「: : : : : : :ノ/    !
    i    { /. : : : : : : l  |:.:.:.|  l ○ : : : ∨    l


151◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:20:46 ID:MZt0OOlA0

._                                                    ___
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  ,|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::::_,___-‐^ ̄`∟::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, -⊂ニノ´ \\'─i
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::::::::::::::::::::::::::ヽ_,_r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙i ____   7:::::::::::::::::::::::┃            『 歴 史 の 回 転 軸  』               ┃
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄  `ー‐':::::::::,〃:::::::::::┃                                             ┃
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:::::::::::, --‐-----'‐‐' ⌒─‐ '゙          ̄`ヽ--___::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,____   ,-ノ ヽ_:::::::::::
-‐‐'^                            i、_________,,-─-‐' ̄` ̄  ⌒ ̄    ヽ、:::::
                                                      `ヽ


152◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:21:55 ID:MZt0OOlA0

           ,,-、く~~ヽ、 っ  ヽ,          /~~ (
           (    __ノ ヽ-,  |          )  /´
          _/     | _ ,ノ   ヽ         `) ~|
         \___ノ )`´    |        __ ,)  レ~、
                ,-´、_    ´つ   /~~~´
              ,,-~~`   ,,ノ   /
              ´~~~~、_ノ ,~-´
                  、-、 ,,-ノ
              |~~~~`ツ
              `ヽ,
                ~ヽ
                 )
     ,,、,,-、          |
     |   `‐- 、,     ノ                  ,--,
     /      ~`~~´             __     )  ヽ
    /                  ,~、__  _~´ `丶   ヽ  `ヽ
   /                  |   `-´   _、 `|   `|,  \
  /                ,__,-´        ( !  \   \  ~~~`ヽ,,_
  `/              /           、二,   `ヽ_,,   ̄く    |
  /,             (  _ 、‐、 ο     ´i  |      `-、   ,~_\ i
  ~ `´ヽ,         /´  ~  `´       ) ,,_|        `i ヽ, `´ ヽ
     |__,,-‐‐-、,, ,,-‐`              `´          ) ,-!     )
     ,,-‐、    ~                       i~~`-‐フi_/
  _,,/   ` ‐-´i_ - ‐ ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐ ´`‐`―´~ヽ,っ  `\_  )

<============================================>
 > マッキンダーっぽい人「……東欧は……ラテン半島というミッドランドと回転軸の接触地帯だ。
 ……今は海洋通商路が勝っている。スピードでも運ぶ量でも。でも……これからもずーとそうであるかはわからない」

 > マッキンダー「だって、いま私たちは……『鉄道』という破格の移動手段を知っている。
 『飛行機』という燃料がある限り飛べる機械を知っている。もしもそれらが組み合わされ、ネットワークが構築されたら?
 それが……回転軸とミッドランドの接触地帯だったら……?」


153◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:24:54 ID:MZt0OOlA0

                _
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      /::/         ||   i::::|          ||           ,ノ:!
     i:::::|!        ||   いL         ||           !|:::ト
     `´||.         ||    |:|          .||            !::|!
       ||.         ||    |:ト.         ||             |::i'
       ||.         ||    |:|          .||             |::!_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

<============================================>
 > マッキンダーっぽい人「……だから、東欧を一つにまとめちゃだめだ。だから西欧を一つにまとめても
 いけないんだ。ミッドランドがひとまとめになれば必ず、回転軸へ侵攻をかけようとする。その時にどれだけの
 資源がひとまとめのミッドランド帝国に吸われていくだろう」

 > マッキンダーっぽい人「でも、それ以上に怖いのは東欧が一つにまとまったら、必ず回転軸から来る
 やばい奴らを呼び寄せる! そればかりか、東欧が! 回転軸に飲み込まれ、ミッドランドから回転軸に
 変化するかもしれない!!!」


155◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:34:12 ID:MZt0OOlA0

  ー--=ニ  __/    /    /   , / :::::: | |i i     >―- .
     ∠ニ-‐ァ゙   / /  i  {   / /::::::::::: | ii ト、 、__/ ,<⌒  i
        /  // { {  ii     / / ::::::::::::|ⅱ |\\/ |__   |\
.       / /{/ 八   八  ∨ / ::::::::::::::: | ⅱ |  ∨  〉_,〕/ |\
      /    '、{  \ ( V\ ∨ :::::::::::::::: ノ 八 {  }  〈_,/。 /  \
       {     \  \/::/ ヽヽ::::::::::__彡'゙::::| )     。 ゚/  、   \
                /::/   ノノ::::('⌒ :::::::::::|       {_/\ \ \
                  〈::::ー=彡:::::::::::::::::::::::::::::|       |  :::::\ \
                 `¨¨¨〕:::::::::∠\__ ::::::::|      | i  ::::::::::\ ヽ
                  \ーr_,--一':::::::;     丿|  ::::::::::::::::\
                      〈 ___,,:::::::::::::/   ....:::::::::|  i:::::::::::::::::::::_='⌒
                      〕:::::::::::::::::::::/   ...::::::::::::::: |  |::::::::::::::_='⌒
                      __-=|:::::::::::::::::_厶イ ::::::::::::::::::: |  |:::::_-='⌒
               __-=⌒^个ー-‐=ニ⌒ヽ :::::::::::::::::::::| __-='⌒
               __-=⌒ ⌒>'^    __-='⌒}:::::::::::::::__-=^

<============================================>
 > DIO「ハートランドは統一されてはいけない。必ず複数の国境線で分割するべきだ。それこそが
 マッキンダーの主張の骨子だ。回転軸を甘く見てはいけない。必ず飲み込まれる奴が出てくる」

 > DIO「世界史とは、回転軸に飲み込まれる者たちと、それに抗う者たちの歴史だ……
 『デモクラシーの理想と現実』はまるでそんなことを叫んでいるように私には読めた」


 | 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉─_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'tt_ゥ‐=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ /   `"""`j/ | |ゞ'"フ/i/
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、
 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))  ――最も、ハートランドごときがどうしたと言い張ったのが
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|     後世の地政学者、ニコラ・スパイクマンだ。
 |  |  !、           .| |
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|  ――確かに、海洋小国や海洋大国程度じゃ負けるかもしれない。
..|.|  |    :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_
..| |  |    _;;;;;;;_ ̄ ̄   |
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、


156◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:34:29 ID:MZt0OOlA0

            ,. -‐…‐- .,
.           /:.:.:.:.:.:.:.:⌒ヽ、:.:`、
            /:.:':.:.:./://|:.:.:.:\\:ハ
         i:.:.i:.:.:.i// |:.:.:ト、:.{V}:.:i
         |:.:.|:.:.:.汽トミ\j汽トヘ}:.:|  ――なら、『海洋超大国』を盟主とする陣営で。
            v:.|:.:.:|Vツ  'vツ!:.:.|:.:|    数で囲ってボコれば……?
.          VV:.:|     '   |:.:.|:.:|
           从ハj>,、`_´ イjレヘ,j  ――ちょっとだけ、話題が変わっちゃうように聞こえるかもしれへんけど
         仄/ <⌒ヽ、 j‐<       『海洋超大国・大英帝国』。その立場を守ろうとした2人の政治家がおるんや。
.        /ニニ>vヘ /介v//》へ、 
       /ニ>、ニ>ヘ`Y//} |,'/ニア1
        lニニ>、ニニ| }⌒{ l//iニ|
       |ニニニニ|\」 |//| lニニ!ニ!


                  _____
               ,. : ´: : : ,. :--、: `: 、
             /:,: : : : : : : : :_: :\: : \
            ,:':/:,: : : : : : : : : : ヽ: ヽ: : :ヽ
             /:/: :/: ,: : : : ,: : |: 、 : ∨ム: : : :
              /:.': :/:_/:|:| : /:| : |_,∧=、V∧: : |
           ':/{: :|{´:|:l{:l: ∧{:⌒|:l:∧=∧: l: : |
          /:/:从{ Ⅵ 从{ ィ震斧ミ}∧:}:∧|: l:|  ――でも2人の政治家は失敗した。
          {/|:|: :|\ー'     Vzソ,イ: /^ }: } : :|    大英帝国の瓦解は止められなかった。
          |' |:|: :八  ' _   /: イ__ノ: : : |:|  
             从: |: : ヽ、ゝノ  ィ/:イ: :/:| : : : 从  ――それは何故か? 敵が……
            ∨从:{: :` T ´ , :/∨<∨:/     新時代の海洋超大国……
            /⌒/´¨//「 /'/_/´ ̄ ̄`ヽ
              /{ ∨   {イ_ |/_/  /⌒Y }
           Ⅳ_/   /:::_/_/  /     } '
           {∧{ /:/_/  / /   ∨
             / l|/::/_/    ,:∨     `ヽ
           ,   /_/     { /       ノ
             { /、_,/      Ⅵ        イ


157◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:34:55 ID:MZt0OOlA0

         ):(_ノ(
         ⌒ ヾ)
       ,,:::' ''ヽ      )l        .艾=‐‐-、-
      ノ      `ー …- 丿 _   ノ   / / ヾ:i:i:i:i:\ \
       ⌒)          .ミ `Y´ノ  / /./i|  \:i:i:i}
      ___.丿  ( ⌒ ヽ      ノ;    i ⅰ{i 人!  ! }i:i} i |
.  /-‐‐-     ヽ__,.  )f⌒人ノ /.   | ⅰ|/ _,,!人! ∨ ′|
  //   _,.ノ 厂⌒       /) ;'    八.Ⅳ!く)ノ  |人  /: 八   }
  !'   r'   ノ          { !仄,_      7 __  ノ   /: :   \.ノメノ丿メィ彡爻
    ;;  (_,,,..ノ  ノ;      {   .r_〕.    ノ ¨ヽ ,.イ7 /: : ノメ彡≦―=三ノ彡≪、
   ノ  ⌒             {  /    ミ,メミ≧=./ /-‐ァ―‥、彡―=三=-ミ、
  〃'                f⌒{ ー{    ≫-==三:/ /  ∠:.〃:.:.:`< γ DIO ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
  {             (_,,_ノ⌒ヽ  ノ彡三=-ノ イ /:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:} |  「人造国家にして、海洋国家として祝福された    |
                     \ ヽ 人  /ノメr :.:/:.:.', / .:.:.:.:. i{.:.:.:.:.:.:.:. 从|   『 アメリカ合衆国 』だったから」            |
                      >、--‐ヘ.  /.:.: { :.: ∨.:.:.:.:.:.:.:.:/:/:.:.:.:.:.乂_____________________ノ
                 ヘ_,, _,, 人/:.:.:.:.:.Λ:.:.:.::.:.:.:.:.:.:/:/:.:.:.:.:.:.:.:.::/:.:/:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\ヽ
                   (_  ヽ   Y:.:.:.:.:.′ ,:.:.:.:.:.:.:.:/|:|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/:.:./:.:/:.:|:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.\ \
                       \    }!:.:.:.ノ  }:.:.:.:.:.:/!:|/:.:.:.:.:__/--┼メ、:/.i:/}:.:.:i:.:i:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.、:.:.:ヘ
                        >-=彡厂  ノ:.:.:.:.:.:{:.',i:.:.:.:.:´:/:∠斗ス、.7/ i:./__/__:.i:.:.:.:.|、:.:ヽ:ヘヽ:.:.:i
                 .,.''´:.:.:.:.::.:.厂  ./:.:.:.Λ:.:.i:.:.|:.:!:.:l:./〃ハ::o::::}ヽ/  〃 |ム:.:.:|:.!:.:.:}ヽ:.:.}:.:.i ヽ:.:}
                {:.:.:.:.:.:.:.:.:. ノ    ,〈:.:.:.:.:/X|:.:.',/ ||.',:|!:.|ヽ {::、::rう    /. イ´ハ/:.:.}:.:/:.:}i:.:.ト:.:| }:.:i
                |:.:.:.:.:.:.: /    ,Λ∨ /.Ⅹ!ハ.{ヽ.||ヾiヾ、. ゝzシ.     {:r:j 〃:./:/:.:.:i.|:.:} i:.| |:,'
                i:.:.:.:. /    /:.:.:. ∨.〉X.!. \ヽ、.|:.ヽ:{ヾ、.        ヒソ .///:.}:.:./.|:.:,' |:| リ
                i:.:./       / .:.:.:.:.:. /^\.:.:.:.:.:ヽ!:.:.:.:.i      _ ,   .!:.|´:.:i:.:/ .|:./ }'
                ノ'´      /:.:.rっ:.:./\/{.:.:.:.:.:.:.:!:.:.::ヘ     ヽ ノ   .人:.!:.:.〃  i/
                          /:.:.://:.:./ ./\|:.:.:.:.f ^)ヽ、:ヽ、        イ:/:.:.}:.:/!  /
                      /:.:.://:.:./-‐…‐-|:.:.:.:.:.:\,_/ヽ:.:.ヽ> 、_. イ:.:.:.:./:.:.:/: : |
                        /:.:.://:.:./ ~~~~ |:.:.:.:._ r ヘ` ヽ、\  |_  |:.:.:./:.:/:.:.:. |
                              ,、 r::::´::::::| .ヘ   .`ヽ-/.!.、|:.://:.:.:.:.:.:. |
                         ,、r::::´:::::::::::::::::::::::|  .ヘ   / 只ヽ/ 、:.:.:.:.:.:.:.:.:|
                      ,、r::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|    .ヘ ./   |.|.ヽi.、 ヽ`ヽ、:.:.:.|
                    . i:::::::::`ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::|     /ヽ  .Llヽ' ヽ、ヽ:::::`ヽ!、
                    . |::::::::::::::::::ヽ、:::::::::::::- ´ヽ   ./  ヽ  , -::::ヽ ヽ. ヽ、::::::::`ヽ、


158◆L/IzBTEirU2017/03/20(月) 01:35:22 ID:MZt0OOlA0

_______________________________________

 ・:今日は終わりです。
  DIOパートもそろそろ終わりだなぁ……


163◆L/IzBTEirU2017/03/25(土) 00:30:37 ID:Mgv1j3FE0
                             _,,.. -=ニ二三三ニ=‐- ...,_
                      ,.z=ニ三三三三三三三三三三二=ュ.、
                    γ二三三三三三三三三三三三三三二=ュ、
                       ∨圭.三三三三三三三三三圭圭圭圭圭圭k、
                     ∨圭㌢/        `゙ ' ‐=二圭圭圭圭圭k.、
                       ヾ/ ./ ,. 【マハン】    '.  `゙ヾニ圭圭圭圭k,
                          / ,'/  ,ィ / ヽ        !    |.ヾニ圭圭圭;!
                      / ,ィ,....,_ィ/'´   _ヽ、-‐   .!    !.  ∨圭圭./
                       ,' / lィ´  ヽ       \、  '     ,'    ∨ニ‐'
                       ,' ./  l.ィ芹ミ、   ,ィて斧ミ、,'     ,'     !'´
                         /, '   l 弌ツ     匁zツ,'    ./    .!
                   , 'イ     i            /    /      .i
                 /       .l   丶        /    /       !  ―― 『決戦艦隊』主義 ――
                 /      ,. ∧   ー― '   ./    /        l
              ,. '´     ,. '´  ィiヽ、       ,.イ    /       l
           ,. ´     ,. ´   .///∧>‐r _ ´ ./    /     .i     !
     _ ..... _ ,. ´     ,. イ     /////.!::;: - 、::`:7    / /   .!    .i
    ´ ¨ >´      ,.. '´  .!  ゝ-!i!//r‐「l:/  /::::/    /  !   .!     '.
.     ,.'´       ,..<.,___, ゝ-イ刈//i:::::::i!、_./::::/    /!,.ィk、   !.    '.
    /γ   .,.イ‐ー-_,..イrニ三=‐,..ニ‐'' ¨´::/:::;!:::/     .// . . . .`.ヽ、! ヽ   '.
     !./ /  / ,.ィ;;´;;;;_;: -'' ´;:ィ_´_::::::::::::::/::::/:y′   //. . . ,.ィ´. ノ .!彡    '.
___! .i  / /;;;;;;;;;;;ノ!,.ィー、-ミ、イ:::>、/::::::///     .//. . /. ,.ィ´ヽ. ',`ヽ.   i
;;;;;;;;;;;;;八 l. iニi;;;;;;;;;;;´`;;;;;;;;;;∧::::<::::::::::::::::::///     ./i! `>ニ´_;;;;;;`;,,、 ';;;;;;i   !
;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽl. !八;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ'´;;;;ヾ、:::///    /ァ  <. . . . .`゙.'. 、;;ヽ∨l   l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽミ;;;;;ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∠∨::://  ././く ム /、.ー- .,_. . . ヾ∧l|  i. !


164◆L/IzBTEirU2017/03/25(土) 00:30:53 ID:Mgv1j3FE0

                / . : : :/ . : / | : :l : : . \
               / . : : : :/【コーベット】 : : . .ヽ
              //.: : :/: :/ . : /│.:| : :l : : : :l: : : .',
             /: :/.: : :/: :/ . : :/ │.:| : :l : : : :|: : :l: .',
           / : /.: : :/ : :丁 ̄>┴┴<´ ̄ |: : :|.:l l,
           \〃: :│: : ├七,フト   イ匸フト L: :」.:| |l
            ノ_;_;_:| : | .:| ¨´   l    `¨  | : : : | |:l  ―― 『現存艦隊』主義 ――
                | .: :| .:l     , ー、      | : : : | | l
                | .: :| .:ト 、    ̄     /| : : : | |: l
               ,' .: / : |: : > 、 ___, < : :/ .: : ://.: l
               ,' .: / .: :|: : :_/>r匕⌒l / .: : :// : : ヽ
               ,' .: /.: : .:|, イ:| 〈_」_|_ノ/ .: : :// : : : . ヽ
             / .: :/.: ; : :| l::| // | | \/ .: : :/ ̄\ : : . ヽ
            〃.: :/: :/| :|:| l::| // | |  │: : / 〃⌒ヽ: : : : .',
          / .: :/: ://l :|:| l::| \ノ| |─┤: : l /     ∨ : : : .',
          〃.: :/: :// l.:|:| l::|    | |  l l:l::レ|      ∨: : : : .',
         ∥.: /: ://   l:|:| l::|    | |   从レ| |      ∨ : : : : ',
        ll .:/: :/:| ̄\Ⅵ l::|    | | /  l::| |/ ̄ ̄\l/ : : : : .',
        ∥/: :/: :|ノ\ ∨ l::|    レ|     l::| レ'l ̄ ̄∨ 〉/: : : : : .',
       ll l: : : : :/   〉 /l::|  /| |     l::l ヽ」     ∨//: : :∧ : ',
        ∥l : : : /   八__|_|__|_|___|_l_从     ∨//.:/: :l : .l
       ll ', : :/   / / ̄丁厂 ̄ ̄ ̄ ̄丁l //∧     ∨//: : | : :|
        ∥  ',/   //厂 ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄l////∧     ∨//: | : :|


165◆L/IzBTEirU2017/03/25(土) 00:31:59 ID:Mgv1j3FE0

               _____
           , . . . ' . . . . . . . . . . . . `丶、
        , ..' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\
       /. . . . . . . . . ./. . . . . . \ . . . . . . ヽ
        /. . . . . . /. . . ./ . . . . . . . . . .\. .<;;\ヽ
     /. // . . {. . . . .l . . . . . . . . . . . . ヽ. . ヾ,;;;\
      //;;/. . . . l . . . ..l . . . . . . ..ヽ . . . . . ヽ. . ヽ;;;;;\
    /;;;;;/l. . . . . l . . . . l . . . . . . . .l! . l . . . . l. . . ハ;;;;;;;;ヽ  ――封じ込めりゃいいんですよ、あんなクソ立地。
   /;;;;;;;;;/. l . . . . .ヽ. . . . ヽ . . . . . ..|l . !. . . . .|. . ./.|;;;;;;;;;;;ヽ   いいですか、北米は主上に祝福された立地なんです。
.  /;;;;;;;;;/. . .\ . . _ヽ_,ノ`ヽ.ヽ、,_l !_!. . . ノ. ./ . !;;;;;;;;;;;;;;|
 /;;;;;;;;;;;{. . . . . .丶 ___ヽ -ヽ. . . .ノ__. ./ . /. ./.l ヽ;;;;;;;;;!
 !;;;;;;;;;;;;;ヽ. . . . . イ:::::::::ヽ!ヽ   ヽ. イ ::::::ヽ!ヽ/./.!.l  l;;;;;;/  ――これで、海洋超大国になれなきゃ、
 l;;;;;;;;;;;;;;イlヽ、. .ヽゝー‐''    lノ ゞー‐'' // . /  ̄ !;;;∧     逆に今の『政治』と『文明』がカスって事の証明なんですよ。
 ヽ ;;;;;;;;;| |.!. . .`./////      _  -/////. . ./   !ノ ヽ_    リムランドで封じ込んで直接ソ連のハートランドを攻撃出来る力が今やあるじゃないですか。
  \;;;;;;! !.!\. . ヽ  く  ̄      /; ; ;\. ノ /  /   ト\
    \| |.|/\ . .丶、` ー - ‐ /; ; ; ; ; ; ;\   /    /; ; ;  ―― 『オフシェア・バランシング』 『オフシェア・コントロール』 ――
      く   丶.、. `>  ,,_ /; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ  /ー―く___
     /!\    ヽ ゝ \  /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.∨; ; ; ; ; ; ; /
    /. . |  ヽ、  __  ヽ/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽ ; ; ; ; /
  /. . . . ヽ    > '; ; ; ; ; ; ヽ/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ; ; /

_____________________________________________

 ・:実は殆ど間に合っていないぞ大丈夫か!?

 と言うわけで今度の投下は日曜日の夜か、月曜日あたりになります。


159書き込みが反映され辛いようです。連続投稿にご注意を。2017/03/20(月) 01:37:01 ID:aEcpnHGc0
乙でした
南北戦争ェ……


160書き込みが反映され辛いようです。連続投稿にご注意を。2017/03/20(月) 07:54:16 ID:xukHh9SA0
おつです
確かに歴史の話だと日本が関わる例えがあるとわりと実感湧きやすいや


161書き込みが反映され辛いようです。連続投稿にご注意を。2017/03/20(月) 13:09:10 ID:U5ZaRPiY0
乙でしたー
今回もすごく勉強になりました


162書き込みが反映され辛いようです。連続投稿にご注意を。2017/03/21(火) 08:48:52 ID:kofxEav60
乙ー

ユーラシア+アフリカで一つの島と解釈できるのか


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[ 2017/03/26 16:01 ] やる夫たちで見る2つの『湾岸戦争』 | TB(-) | CM(-)